04月22日

【俳優キッズクラス】レッスン内容のご案内/講師からのメッセージ

こんにちは。スタジオセディックシネマスクール事務局です。 間もなく開催となる俳優キッズクラスの講師・中台あきお氏よりレッスン内容と 受講者へのメッセージを頂きました。

受講検討中の方は、是非参考にしてください!

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コメント:

スタジオセディックシネマスクールの母体、スタジオセディック(旧庄内映画村)では日本最大の映画ロケセットで毎年数多くの作品が撮影されています。
そこで、スタジオセディックシネマスクールではエキストラではなく、役を演じる俳優を東北で、撮影現場にとても近い環境の中で育てます。
東北にいることで出来る現場に即した実践的な演技を学び、東北ならではの映画文化を育て上げていきたいと考えています。

そこで、とても大切なのは子供たちです。
演技というと難しいのではないか?
格好良くないといけないのではないか?と考えるかもしれません。
ところが、そんなことは全くありません。

自分のクラスを見渡せばわかるように大きな子も小さな子も細い子も太った子もいろんなキャラクターがいますね。
それは必ずあなたにはあなたのキャラクターがあるということです。
演技の技術は多岐にわたりますが、子供さんが成長していく上で大切なことが多く含まれています。
・台本を読みます。→集中力がつく
・役を想像します。→思いやる心が育つ
・声を出します。→表現力がつく
・相手と一緒に感じあえるようになります。→伝える力が付く
このように演技というフィルターを通しただけでも日常で大切なことが数多く発見できます。
いきなり演技のプロを目指さなければ!とハードルを上げるのではなく、まずは演技に触れてみましょう。

スイミングが最初は水に触れるところから始まるように演技もまずは体を動かして、声を出して遊ぶところから始めます。
表現を楽しむこと、通じ合えることの楽しみや喜びがまず子供たちに体験してもらえたら嬉しいと考えています。

 
授業内容:

小学校低学年以下の子は体を動かしたり発声練習をしたりして温めてから簡単な台本を演じてもらいます。
もちろん、その際には一緒に話しながら親御さんとも相談しながら進めていきます。
親御さんと相談しながら進めるのは、例えばお子さんがオーディションや現場に行かれた際に一緒に練習するは親御さんだからです。
僕がレッスンの時だけ受け持って、本番になったら親御さんに役の準備をやってもらうというのでは親御さんも困られると思うので
是非一緒にその準備や組み立てを一緒に探っていただきたいです。

小学校中学年以上の子は体を動かしたり発声練習をしたりして温めてから台本を一冊やります。
実際演じるはその中の数シーンですが台本を読んで全体を分かり、役を知る、状況を理解してから演じるシーンを読み解いてもらいます。

 
注;小学生低学年以下と小学校中学年以上というあいまいな分け方をしていますが、これは3時間のクラスの中で最初から最後までいるとなると小学校低学年以下の子は大変だろうと慮ってのことです。
そのため、参加人数にもよりますが、小学校低学年以下の子を前半に行い、小学校中学年以上の子を後半にやるといった構成になるかもしれません。
ただ、これは年齢で分けるものではなく、もちろん低学年の子でも3時間頑張れる!ということでしたら小学校高学年の子たちに交じって受講も可能です。
その逆も可能です。
小学生という成長の速い年代のそれぞれのスピードに合わせたクラスにしたいのでこの点はご留意いただければと存じます。